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2008.2

大好きなパパに読んでもらう絵本は楽しいものです
子どもがお誕生日を迎える前に、用意しておきたいもののひとつに絵本があります。まだ、字を読み、物語を理解できる年齢ではないですが、わからせよう、読ませようとしなくていいのです。子どもは絵本を読んだり内容を理解できなくても、絵本にはとても興味があります。また、大好きなパパが、自分のために絵本を読んでくれているということはわかっているので、それがとてもうれしいのです。

ひざの上に子どもをのせたり、一緒に布団に寝転がって、絵本を読んであげると、子どもは熱心に本を見ています。小さい子どもでも絵本に対して、意外に興味をもっているのがわかります。

それに、育児には不慣れなパパも、絵本を読んであげることなら自信をもって出来るのではないでしょうか。子どもに読んであげたい絵本を用意して、今日から子どもと一緒に絵本を楽しんでみませんか・・・。

子どもに絵本を読んであげるということ
絵本がなくても子どもは育ちますが、なぜ、絵本は幼児の成長に必要なのでしょうか。子どもに絵本が大切だというには、それなりの理由があります。

そのひとつが、子どもに絵本を読んであげることですが、読み手がだれでもいいというわけではありません。やはり、パパかママが読んであげるのが、子どもにとってはいちばんうれしいことなのです。

親が絵本を読み聞かせることは、子どもの心の成長を促しますが、それにパパが参加するということは、ママと比べて希薄になりがちな父子間の情緒や感情、気持ちのやりとりや通い合いをはかる絶好の機会になります。

子どもがパパに「この本、読んで」とおねだりをする気持ちには、絵本への興味もありますが、パパに甘えたい、かまってもらいたいという欲求の表れです。パパにとっても絵本の世界やそれに対する子どもの無垢な反応に、心が洗われる思いを経験したり、新しい発見があることも、とても大事なことです。

1歳のお誕生日を迎えるころには、各家庭でも絵本を何冊か買ったりゆずり受けたりして備え、子どもの手の届くところに置いて、子どもの成長に応じて加えていくようにしましょう。

ママが忙しくて読んであげられない時は、ぜひ、パパが読んであげましょう。同じ絵本でもママとパパが読むのでは違った物語に聞こえることでしょう。

わが子に絵本を読んであげましょう
子どもが絵本に興味をもったら、「一緒に見ようか」、「読んであげようか」と、声をかけてみましょう。たとえ、最初は子どもがのってこなくても、パパのオープンな姿勢が伝わるだけでも意味があります。

どんな絵本がよいのかについて、年齢に応じたものがよいという一般的な基準はありますが、あまり神経質になる必要はないでしょう。子どもが興味をもちそうだと思える本や興味をもってもらいたいとか、伝えたいと思う内容がある絵本を選んでみてはどうでしょうか。子どもがどんな絵本に興味をもつかは前もってわかりませんし、興味もどんどん変わっていくからです。子どもの本の専門店や図書館で相談にのってもらうのもいいでしょう。

絵本は棒読みしないで、子どもの反応に注意しながら、抑揚をつけたり、臨場感をもたせたり、時にはパパのアレンジでいつものお話を変えてみたりして下さい。途中や読後に「よかったね」とか「へんだね」とか声をかけてみるのもいいでしょう。

絵本を読むことで、子どもの心が動き、また、親子のコミュニケーションがはかられることが、絵本を読んであげることの意味なのです。


たとえ、どんなに忙しくても、5分か10分もあれば、絵本を読んであげることはできます。そしてそのひとときは、親と子の気持ちが自然に寄り添い、通いあう時間なのです。こうした時間を持つことで、子どももそれを楽しみにし、父親は親としての気持ちを十分に満足させられることでしょう。

子どもが成人した後も、そのときの思い出がはっきりと心に残ります。それが人間の絆というものかもしれません。


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