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2008.1

子どもの様子に興味をもとう!
子どもと一緒にいる時を大切にし、子どもとのやりとりを楽しみましょう。「いないないばあ」などのやりとりは、お互いに気持ちを通じ合わせる遊びの姿です。そして、子どものする小さな行為に目をとめてみましょう。例えば、手に物を持つようになったとき、子どもには外の物の世界が開けます。物を手放しても、大人が拾ってくれれば、その物は永遠に失われたのではなく、再び自分の手元に戻ることを知るのです。

このように子どもの中では、どんなささいなことも成長していく上でとても大切な「栄養分」なのです。忙しい時はつい、「めんどくさい」と思ってしまいますが、できるだけ一緒に、赤ちゃんの時間や世界を共有しましょう。

「ひと」と「もの」への興味
生まれて間もない赤ちゃんでも、手を眺めたり足を動かして遊んでいます。声に合わせて家族が答えると、また声をだす・・・というやりとりも楽しいものですね。半年を過ぎた頃の子どもが大好きな「いないいないばあ」も、見えなくなったものの存在を記憶する力がつくとともに、人への親しみが育ってこそ始まる遊びです。心を通じ合わせることは、家族や友達とのさまざまな遊びに発展していきます。

物への好奇心も遊びの原動力です。生後3、4ヵ月にはつかんだ物をなめたりします。1歳前にはあちこちから物を引っぱり出すようになり、パパやママが使っている鍵や台所道具、化粧品などには、とりわけ興味を示すでしょう。出した物を入れるようになるのは、手に持った物と少し距離のある物を見比べて関係づけられるようになってからです。

扉や蓋を開けたり閉めたり、落としては拾わせと、同じことばかり繰り返しているようでもよく見れば変化があり、子どもにとっては興味深いことなのです。こうしてあらゆるものをオモチャにしながら、手指の器用さ、道具を使う力などを育てていきます。

心や体を育てる自然
春夏秋冬、それぞれに1日の生活には子どもと一緒に楽しむ自然との関わりがあります。風に吹かれ、太陽の光を楽しみ、土をこね、水を流し・・・など、手、足、体で自然に直接触れて、子どもの感覚、知性、情操が育つのです。子どもと同じ目の高さで外の世界を眺めてみましょう。子ども達が体いっぱいに受け止めている自然をパパもきっと楽しめるでしょう。

親がちょっと違った目で見れば「自然」を子どもと一緒に楽しむことができます。八百屋さんや魚屋さん、花屋さんの店先にも季節があって面白いのです。遠くに出かけなくても、近くの公園までの道のりや公園で、たくさんのものと出会うことができるでしょう。

自然の中には、草いきれや土の匂いなど、日常で触れることのできない、いろいろなものがあります。自然は、恵みへの感謝と同時に、脅威を克服する対象でもあり、雄大さの前に自ずと謙虚さを覚えるものでもあります。子どもも自然の中でさまざまなものに出会って、それを楽しんだり、怖がったり、不思議がったりしながら、心や体を育てていきます。

 自然は素朴な子どもの心を動かし、それを言葉や体で表現しようとする力を与えます。草の上を転がったり、風に吹かれたりする中で何かを感じ取り、自由で自然な心を育んでいるのでしょう。


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