日増しに表情が豊かになり、かわいくなっていく赤ちゃん。初めてのお誕生日を迎えるころから、片言の言葉をしゃべっている赤ちゃんもいらっしゃることでしょう。 いつのまにか、言葉をしゃべるようになることは、子どもを育てていて不思議に思うことのひとつではないでしょうか。赤ちゃんは、だいたい生後1年ぐらいたつと、片言で「パパ」とか「マンマ」などと話し始めます。赤ちゃんや小さな子どもは好奇心がいっぱい。一生懸命、たくさんの話をしようとしています。それは、言葉を通して、自分の存在している世界を知りたがっているようにも思えます。 赤ちゃんは言葉を理解していませんが、積極的に話しかけることが大切です。それによって、親の愛情を感じ、それが情緒や知性の発達にも関係するからです。 折りにふれ、「ありがとう」「おいしいね」「おはよう」と言葉をかけてあげましょう。赤ちゃんはものの名前はもとより、コミュニケーションの会話のすべてを、親の言葉で覚えていきます。ていねいな言葉で、しっかりと伝えてあげましょう。 例えば、散歩をしながら、遊びながら積極的に赤ちゃんに語りかけてみましょう。パパが楽しみながら赤ちゃんと接していれば、その気持ちが赤ちゃんに通じることと思います。 赤ちゃんは、急に言葉の力を身につけるわけではありません。それまでの間、少しづつ言葉の力を身につけていき、その力がたまって、やがて自分でも発語することができるようになるのです。 親が語りかけると、赤ちゃんはじっと親の口の動きをみていることがあります。それを真似て、声にはならないけれど口を動かすこともあります。親の言葉を耳にし、親の口の動きを真似しながら、赤ちゃんは発声や音声の意味を学んでいくのです。 赤ちゃんの言葉の発達をみてみると、1ヵ月を過ぎる頃から、ごきげんなときなどに「アーアー」というような声を出すようになり、3ヵ月ごろになると「ウックン」というような言葉(喃語)を発するようになります。赤ちゃんは、自分が出す音声を楽しんでいるのです。 5〜6ヵ月になると、声を出して親の気を引くような様子をみせるようになります。そして、1歳前後から、親の問いかけに動作で反応し、やがて初めてのひと言を口にするようになります。 言葉の発達には個人差があります。3歳ごろまでしゃべらなかったのに、話し始めたら、達者な表現をするという子も少なくありません。言葉が遅くても、親が「お鼻はどれ?」といえば指でさすというように、親のいうことを理解していれば、特に問題はありません。 言葉として結実するさまざまな力を育てるためには、次のようなことを赤ちゃん時代に行いましょう。
少し甲高い、はっきりした口調が、赤ちゃんの耳には届きやすいといわれます。最初はぎこちなくても、語りかけているうちに、だんだんとなれてきます。子どもは親の言葉使いを真似します。なるべく、きちんとした言葉で語りかけてください。言葉がでてくると赤ちゃんのかわいさが、何倍にも増すことでしょう。
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