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2004.3
“目安量”にとらわれすぎないで

さて、「母乳が足りなくても安心」の中で二木 武先生は、"標準哺乳量にこだわるノイローゼ"と題して、おおよそ以下のように述べておられます。
 『授乳には計画授乳(時間を決めて与える)と自律哺乳(赤ちゃんが欲しがる時与える)の考え方があります。計画授乳の建前では、確かに1回の哺乳量や回数が決められているのですが、最近は"ミルク"は欲しがるだけ与えればよいのだという自律哺乳の考え方に移りつつあります。しかし長年の習慣や常識からも、計画授乳の考え方からなかなか脱却出来ず、これにとらわれる人の多いのが現状です。

現在の人工栄養は一応自律哺乳の建前をとっていますが、しかし何らかの目安量が示されないと分かりにくいことも事実なので、どの製品にも、自律哺乳という原則を示した上で、哺乳量の目安や回数などが書かれています。ところがこの"目安量"が標準ないし必要基準量と受け取られるのでしょう。この目安量にとらわれすぎることによって起こる"哺乳量ノイローゼ"があります。赤ちゃんのミルクの飲み量が足りないのではないか、これでは栄養不良になるのではないかという不安感が強くなります。お母さんは心配のあまり、少しでもミルクを飲ませようと無理するため、赤ちゃんは「ミルク嫌い」になり、不機嫌でイライラ状態になって、母子間で相互に悪循環し重症となっていきます。』

 『乳幼児が食欲不振に陥る一番の原因は食事の強制ですが、最初に現れるのは授乳期の「ミルク嫌い」です。軽い場合は、無理強いしないようにさえすれば簡単に直りますが、重くなれば、哺乳瓶を見るだけで恐怖感から泣き出します。頑としてミルクを飲もうとしません。「ミルク嫌い」は、お母さんが無理強いを止め、自分からほしがるようになるまであげないというようにすれば、割合簡単に消失します。』

ところで育児用コナミルクには、調乳表がつきものです。調乳表は、これまで実施してきた「哺乳量調査」の結果を参考にして作られていますが、あくまでも一つの目安を示したものであり、赤ちゃんの個人差に合わせておのずと増減されるべきものです。しかし赤ちゃんは、2ヵ月頃までは反射的に吸うので、与えれば与えられただけミルクを飲みます。しかも吸う力は1ヵ月を過ぎると急激に強くなりますので、哺乳量は多くなります。この点を配慮し、2ヵ月までは授乳量を指定しています。一方2ヵ月を過ぎるとおなかが一杯になればそれ以上は拒否する能力が備わってきますので、それ以降は、赤ちゃんの状況を見ながら与えられるように、授乳量に幅を持たせています。特に低月齢では、調乳表に示された量を大幅に上回らない方が無難でしょう。


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